ご挨拶

平素より格別のお引き立てを、ありがとうございます。
われわれは、安心・安全・高品質なサービスを追求し、ご利用者様はもちろんのこと、ご家族の方々にもご満足いただけるサービスを目指してまいります。

今後とも、みなさまのご期待に応えるべく、全社員で邁進していく所存であります。

高齢者の健康、各機能の維持、向上をリハビリにより行なう利用者の皆さんや私(69歳、昭和19年7月生)世代は人生60年と思って生きてました。
 (昭和22年の平均寿命 男 50歳 女 54歳)それが今や85歳から90歳であります。65歳~90歳の20年間を経験するのは人類にとっても初めてのことであります。
 どう過ごせば一番いいのかは本当のところまだわかっていません。でありますが、私たちの目の前の問題は2つであろうかと思います。

一、お迎えに来るその日まで健康で、できることなら、「自分のことは自分で、できる」こと。(俗にいうピンピンコロリが1番) 
 私たちは「自分のことは自分でしろ」と親や先輩に耳にタコが出来るほど聞かされて育ちましたので、人様の世話になるのが、なにより「情けなく、つらい」思いをします。
 機械も年数が経てば修理をしたり、油をさしたりして保全します。まして私たち人間も65年間以上も各機能を使いぱなしに使っています。それもお礼の一言も言ったこともないのに心臓は24時間働きづめに働いてくれて、勝手に休んだりもしません。ありがたいことです。少しオカシイところが出てきて当然です。
 私たちもここでそろそろ保全、リハビリして機能回復をはからなければなりません。


二、出逢い、友達づくりの場として
 何事も1人ではなかなか出来ないものです。リハビリなどは特にそうであります。 皆と楽しく、話しながらやれば、続けられます。続けることが一番大事であります。 又、年がいけば、遠いところ、新しい処になかなか行けないようになりますので、新しい友達が出来にくくなります。真の友人ができれば、「悲しみは半分に、喜びは倍になる」と言われています。自ら動かなければ、なにごとも手にはいりません。「よくなる」をなんでも打ち明けられる楽しい友人作りの場、出会いの場として欲しいと願っています。